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田村 健二

asia

FROM Indonesia

田村 健二

文学部 40期

  • 留 学 先インドネシア大学
  • 留学形態交換留学
  • 留学期間1年

インドネシア語ができる英語科教員

とにかく見てみたかった!

休暇には様々な場所へ旅行!

私には中学生の頃から夢がありました。海外留学をすることと英語科教員になることです。それは”こんな先生になりたい!”と思えるような多くの先生に出会えてきたこと、またとにかく日本の外に興味がありこの目で世界を見てみたいと思っていました。創価大学は留学制度も充実し、そして毎年多くの教員採用試験合格者を輩出していたので、ここでなら私の目標を達成できると思い、文学部を志望し合格することができました。

入学後からすぐに留学の準備を開始しました。当初は、アメリカやイギリスなどの先進国への留学を考えていましたが、自分の価値観を広げ、将来自身が教員になった時に生徒にとってプラスになればと考え、日本とは全く異なる新興・途上国に留学してみようと決めました。

創価大学の代表として留学でき、奨学金も付与される交換留学の合格を目指し、TOEFL-iBTの学習を開始。「Test Preparation TOEFL」や外国人教員の英語による授業を受け、英語力を磨きました。また外国人留学生とディスカッションするEnglish Forumにも通いつめました。1年生の後期に80回参加したのもいい思い出です(笑)。
最終的には、交換留学試験を受けるときに自分の英語のスコアで受験できる地域であること、英語+1の言語習得をしたいと考え、インドネシア共和国の最高学府であるインドネシア大学への交換留学に応募し、合格することができました。

インドネシア文化を自分の体験を通じて理解

バスケットボール部のみんなと

インドネシア留学は、とても苦労しましたが、挑戦的であり有意義な経験となりました。
語学力の向上のためインドネシア語の授業を履修する傍ら、現地の学生のなかへ積極的に飛び込もうと、中学・高校でバスケットボール部に所属した経験を生かし、インドネシア大学人文学部のバスケットボール部に入部しました(学部ごとにクラブがあるんです!)。入部してみたものの、練習開始時間は守らない、練習メニューが決まっていない、コートが整備されておらず走っていて滑ってしまうなど、満足に部活動ができない状態でした。きちんと活動をしていこうとチームメイトに呼びかけましたが、チームの中で日本人は私一人で、つたないインドネシア語なのでなかなか言うことを聞いてもらえませんでした(笑)。言ってダメなら自分の行動を通してチームの意識を変ようと決意し、練習開始時間を何度も伝える、自分で掃除用具を買って練習前に掃除する、また練習中も人一倍走るなど、地道に努力しました。その結果、チームメイトの練習態度も変わり、キャプテンを務めることにもなってしまいました(笑)。インドネシア語を現地の学生と交わりのなかで学び、また思いもよらず海外でリーダーシップを執った経験はとてもプラスになりました。

世界遺産のボロブドゥール寺院

留学中は世界最大のイスラム教徒がいるインドネシアで、イスラム文化への戸惑いもありました。なかでも、アザーンと呼ばれるお祈りの時間を知らせる放送が、モスクから毎朝5時ごろ大音量で流れるのですが、それに慣れるには大分時間がかかりました。また、インドネシア語の学習が思うようにいかなかったりと、英語+1の言語習得という留学前の目標とのギャップに打ちひしがれ、何度も帰国したいと思ったこともありました。それでも、同じインドネシア大学交換留学生の石原勉くんともお互いに励ましあいながら、無事に留学を終えることが出来ました。最終的にはインドネシア語で論文を書き、プレゼンテーションもできるようになり、目標を達成することができたと思います!

帰国後、中学からの夢の実現に向けて

教職キャリアセンターの方と

2014年1月に帰国し、そこからもう1つの目標だった英語科教員になるために、東京都教員採用試験に向けて準備を開始しました。5月に行った教育実習では、中学校1年生の授業を担当しました。今でもありありと思い出せますが、はじめての授業では黒板の前でただ立つだけで、何もできませんでした。
とても悔しく思いました。なので、担当させてもらったバスケットボール部での活動の後、生徒が帰った後の夜の教室で模擬授業を何度も行いながら、翌日の授業に臨んでいました。最終日の研究授業では、生徒がとても楽しそうに授業を受けてくれ、校長先生からも素晴らしかったよという感想をいただくことができました。

実習後は、教職キャリアセンターの講師の方々のあたたかくも厳しい指導を受けながら、教員採用試験に向けてさらに勉強に取り組みました。そして、今秋、無事に東京都教員採用試験に合格することができました。
                               
私が教員採用試験に合格することができたのは、決して私の力だけでなく、創立者、家族、また教員採用試験に向けてともに努力してきた友人たちからの応援があったためだと思います。なかでもインドネシア語を教えてくれた先生やインドネシアにできた多くの友人に教員採用試験の合格を喜んでもらえたことは、一生忘れられません。こうした喜びを日本以外にいる人と分かち合えるということ自体が、留学の素晴らしさの1つだと思います。

創価大学には、World Language Centerや教職キャリアセンターなど、夢を実現させるための施設が充実し、そして全力でその夢をサポートしてくれる教職員の方々がいます。留学を実現すること、また通常の授業に加えて教職課程を修了し教員になることの両立は十分できると思います。私は、創価大学で自分の夢を実現することができました。創大生の皆さんにはこの素晴らしい施設と支援を最大限利用し、実力をつけて、創価大学を思う存分楽しんでほしいと思います。
私もこれから、インドネシアでの経験を通し夢を持ち続けることの大切さを生徒たちに話していけるよう、教師という仕事を存分に楽しみたいと思います。