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中山耕作

asia

FROM Brunei

中山耕作

経済学部経済学科3年、ブルネイダルサラーム大学交換留学(8月2012年~6月2013年) 現在統計学を勉強中。

  • 留 学 先ブルネイ・ダルサラーム大学
  • 留学形態交換留学
  • 留学期間1年
発見

ブルネイでの留学生活

「お金持ちの国」学生は皆、車で通学!

ブルネイ国歌作詞作曲をされた方と

「なにがなんでも海外へ!」
強い気持ちで国際課の交換留学試験に2度挑戦し、ブルネイダルサラーム大学への交換留学が決定しました。
ブルネイについては、留学前にも調べましたが、現地に到着し留学生活の中で学んでいきました。

人口40万人、石油LNG資源に潤い、大学の学士までの教育費と所得税が社会福祉として補償されています。
そのような国は世界には類を見ないのではないかと思います。
学生は皆車で通学しますし、お金持ちの国と呼ばれるだけあって、フェラーリやランボルギーニといった高級車を頻繁に見かけます。

統計学と数学、会計学。すべて英語です

現地の学生と香川大学医学研修生と

創価大学では経済学を専攻していましたが、ブルネイ大学では統計学と数学、会計学を学びました。
授業は全て英語です。現地の学生は普段の生活でも英語で会話をします。
小学1年生のころから、英語を勉強しているので、驚くほどに流暢です。
ブルネイでの生活は、必然的に英語でのコミュニケーションを私に強制しました。友達と英語で意志疎通をする難しさ、理解できた時の喜びは日本では体感できなかった感動があります。
また日本人が大学内で私一人である環境も非常に重要な経験でした。
ブルネイの日本大使館によれば、150人程度の邦人が現地で暮らしています。大学には様々な国籍を持つ学生がいますが、日本に関心を持つ学生が非常に多く、よく様々なことを質問されました。

人生を確実に変えた出来事

水上村へと向かう船

ある時、日本語の授業に呼ばれ、「学生の質問に1時間答えてくれ」という先生からの頼みがありました。
その日までに日本の歴史、特に近現代史、日本人の精神性を形作る儒教、神道、仏教精神、アベノミクスなど様々なことを事前に調査しました。30冊程度読んだと思います。
「日本人として日本を語るからには、大きな責任がある」と思いました。
日本人としてのアイデンティティが初めて私の中に生まれた瞬間でした。人生を確実に変えた出来事です。
留学の目的は「世界を知るため」だと思っていましたが、実際は「日本とその土地に生まれた自分との関係を客観的に考えるためだと」いう側面もあると思います。

「水は富の象徴」一人あたり1日の水使用量は世界一

友人とビーチにて

日本の国営放送会社とその製作会社の依頼で、その原因を現地のカメラスタッフと邦人のコーディネーターの方とロケをおこない、調査しました。
ブルネイは政府の歳入の9割が天然資源です。
水道代を日本の6分の1と低く設定されています。そして、「水は富の象徴」との考えがあり、週に2回車の洗車のために専門店にいくほど、水を大量に使用します。

日本では考えられない水の使いっぷりにびっくりしました。
最終的に日本のテレビでブルネイが紹介されましたが、ブルネイに対する日本国内の認知度は、他の諸外国と比較して低いと思います。

しかし、ブルネイは石油危機の際に、適正な価格による石油資源天然ガスの供給をして日本経済を支えてくれた恩義ある国です。同時に日本企業による出資と技術によって、石油天然資源の採掘が発展した深い縁のある国です。
今回の番組は水というテーマでしたが、ブルネイという名前だけでもお伝えすることができてよかったと思います。

これからも両国が友好な関係を維持するために、小さいことでもできることをしていきたいと思います。
留学は「第2の故郷をつくる」といいます。ブルネイにまた訪れる際は「帰る」ということですし、ブルネイの友人も日本に来てもらいたいと思います。
そして、これからも創価大学とブルネイ大学から双方向で学生が交流することを願っております。